ほねぐみ

本、映画、ゲームの感想など徒然

【FE風花雪月】感想28(黒鷲):第1部9月~11月中旬まで

黒鷲ルート、11月に入りました。ストーリーは少しずつ進んでいます。そして相変わらず生徒同士の支援情報がかわいい。
以下、ストーリーと外伝、支援情報について感想。ネタバレあります。



鷲獅子戦を無事クリアしました。すでに何度となく通った道。ただ未だに開戦前ムービーを観ると2部グロンダーズ戦を思い出し苦々しい気持ちになります。
対抗戦では級長3人が意気揚々と出陣の合図をし、お互いにたたえ合っていたのに。それをよくあんな地獄絵図に変換できたなと。1部・2部でムービーの構図はほぼ同じなのに、意味合いがまったく違うのが慄きしかありません。

それとエーデルさん。

ヒューベルトや主人公との支援Cを見たときも思いましたけど、彼女にももっと別の生き方があったはずなのになぁと。
もともと皇帝となるべき序列ではありませんし、「皇族の責務」を感じることはあっても穏やかにのほほんと暮らせていたのでは。学校の友達と買い物に行ったりとか、それこそ恋の話に花を咲かせたりとか。
だから今、野望に燃えつつも「楽しいね~」とヒューベルトと言い合ってるのを見るとなんとも言えない気持ちがこみ上げます。

そんなこんなで思うところはありつつも、やはり黒鷲のメインストーリーは今のところなだらかな印象。青獅子が山あり谷ありすぎたとも言えますが。

今ちょっと気になっているのは、主人公に対する評価がエーデルさんとヒューベルトで結構差があるのではないかということ。
自分を支える師としてこの先も味方でいてほしいエーデルさんと、本音を言えば主人公を排除しておきたいヒューベルト。この温度差を、いったいどのようにケリをつけるのだろうと。
そのうち、主人公の扱いをめぐって2人がケンカし始めるのではと若干ハラハラしてます。やめて!私のために争わないで!!とか言ってみたい。まぁもしケンカになったらヒューベルトが折れるのでしょう。いつでも排除できるよう準備しつつも。

ヒューベルト、鷲獅子戦お疲れさま会にいないのめちゃめちゃ気になりました。なんでいないの?暗躍してんのか?してるんだろうなぁ(遠い目)。


話は変わって、外伝について。ハピ・バルタザール外伝がとても興味深かったです。


「オックス男爵」ってなんか最近聞いた覚えが……と思っていたらモニカ父でしたか。

よくわからないのが、なんで「娘の身と引き換えに遺産(ヴァジュラ)を持ってこい」という話になっている(?)のか。モニカは救出されているはずなのに。
それとも男爵は、別人が娘に成り代わっていことを知ってるのでしょうか。「本物の娘の身は預かっている~」とか脅迫されたのか。
だとしたら、主人公たちがしたことって「本物のモニカを間接的に殺害」……と思いましたが、誘拐犯(?)が約束を守るとは限らないんだよな。むしろ男爵ごと口封じしてきそう。
そもそも「ヴァジュラを」狙っていたのか、それとも英雄の遺産っぽいものだったらなんでもよかったのか。そこも気になる。敵側にはどんな狙いがあったのでしょう。

あと外伝クリア後にコンスさんの台詞が変わっていて、ほんと仕様が細かい~良~となりました。
風花雪月、散策時に生徒からもたらされる情報も濃ゆいものがあって見逃せません。ときにはモブからもおもしろい話が聞けますし。
ただアビスにいる人たちの話はマジ重くてしんどい。


最後に支援情報について。

グリットさんと!ユーリスの!支援Bまで見ました!!
ああ五臓六腑に染みわたる~とあやうく昇天しそうに。推し同士の交流は本当に健康にいいですね。万病に効く。
C段階ではひたすらグリットさんの可愛さに、Bではユーリスの口説き方とグリットさんの返しに大悶え。2人がやりとりしてる食堂のテーブルになりたい。いや壁でもいいんで。ポジション空いてませんか……。

2人の可愛さにニヤニヤしつつ、ユーリスの話でたまに出てくるローベ伯が気になってます。絶対聞いたことあるはず。だけど誰だったか。王国領ってことはグェンダルさんが仕えてる人……?
ローベ伯、たまに話題に上ることといいユーリスを養子にしてたことといい、なにか裏事情的なものがあるのでしょうか。伯の動きはわかっても「何を考えているのか」が明かされないのが、微妙に引っかかって変な感じ。


以上です。
金鹿・青獅子のときも思いましたけど、大筋は同じでもルートによって受ける印象がだいぶ違います。青獅子であれだけ漂っていたディミトリのヤバさが完全に消臭されているのがすごい。ほんと、視界がその学級一色に染まるな~という印象。

今はまだ(わりと)穏やかなメインストーリーですが、次はルミール村戦。さぁどんどん不穏さが増すぞーと心しておきます。