ほねぐみ

本、映画、ゲームの感想など徒然

【FE風花雪月】金鹿プレイ感想⑧1周目クリア!

1周目の金鹿組をクリアしました!うおぉぉぉぉやったぜー!!
以下、ストーリー&登場人物たちのネタバレあります。めっちゃ長いですけど要約すると「かわいい」しか言ってません。




寝不足になりながらわっしょいわっしょい進めました。

突然ゾンビ映画みたいになったり

えっそこからかい!とツッコミ入れたくなったり

いろいろありましたが、最終決戦はなんということもなく。なにせ自軍のレベルが10くらい上だったので、ちぎっては投げちぎっては投げのバーゲンセール状態。ボス第2形態もありませんでしたし。第3形態くらいまでは覚悟していたのでホントにこれで終わり?ホントのホントに??とビクビクしてました。

どうしてこんなにあっさり終わるのか不思議でなりません。これはひょっとして、全ルート終えたら真ボスが出てくるとかそういう……?
または赤組ルートの戦いが本番なのか。赤組だとチーム修道院と戦うことになるでしょうし。そうするとレアさん人型→竜型と2回戦連続とかあるかもしれません。こわい。


妄想はさておき。
けっきょくいろいろわからず仕舞いでした。エーデルさんの目的はなんだったのかとか、なぜ炎の紋章を宿していたのかとか、「闇に蠢く者たち(以下「闇うご」)」の技術はどっから来たのかとか。
そもそも「闇うご」となぜ戦うのかもよくわからなかったです。フォドラの未来のために奴らを生かしておけないとは言われたものの、彼らが何を目指し何をしようとしてたのかも謎。
あれか、女神の庇護におかれるか、人間だけで歩んでいくか、どちらが生存(いき)るか死滅(くたば)るかってことなのでしょうか。『忍者と極道』を履修したばかりなので頭の中が微妙に『忍極』構文になっています。

きっと周回するうちにわかってくることもあるでしょう。ストーリーについては気長に追っていきます。ただレアさんの行く末くらいは教えてもらいたかったぞ!
最後は自軍みんなが幸せそうだったのですべてよし。


話は変わって「生涯のパートナーを誰にするのか」問題、最終決戦前に突然訊かれたので主人公の死亡フラグと慄きました。「この戦争が終わったら俺、あの子と結婚するんだ」とか絶対生き残れないやつ~。

誰にしようかすごく迷いました。みんな好きすぎて一人を選びにくいのと、それぞれの支援情報Aが恋愛イベントっぽくて誰の邪魔もしたくなかったのと。
本当はクロードに主人公を引き取ってもらいたかったです。それが一番よかった。でも男性主人公だとクロードは選べないらしく。「血は繋がらずとも心は繋がっている」とか「あんたと一緒ならどこまでも」とか「これからも一緒にいてほしい」とか散々言ってきたくせに遊びだったのねー!!?怒髪天きかけました。が、貴族ですから仕方ない。お世継ぎ問題とかあるでしょうし。
でもたぶんエーデルさんは主人公の性別気にしないぜ……?なんとなく彼女は、主人公が男でも女でも変わらず「我の伴侶だが(それが何か)」と言ってくれそうな予感。

とりあえずリシテアさんとリンハルトのエンディングだけ見ました。大満足です。
本音を言うと全員分のエンディングが見たい。しかしマヌエラ先生とハンネマン先生/カトリーヌさんとシャミアさんの間に入ることだけは許されません。邪魔する奴ァは馬に蹴られてゴー・トゥ・ヘル。

主人公だけでなく、他の人たちのエンディングもあったのがよかったです。密かに推していたフレン・フェリクスの組み合わせが見れたときは泣き崩れそうになりました。彼らの支援Aを見たときから、フェリクスはフレンと一緒にいた方がいいと思っていたので。せっかく生き延びたんだからフレンに幸せにしてもらいなさい。
あとヒルダさん・マリアンヌさんのエンディングに思わずにっこり。末永く仲良くしてください。

あと「なんでこの人も選べるの!?」という驚きの選択肢もありました。心惹かれたもののまだ見てません。たぶん赤組ルート以外では見られる&主人公の性別関係ない…?と思われるので、次の周回で見ようと思います。


最後に、ずっとやりたかった自クラス通信簿という名のうちの子自慢!not生徒な人もいますが気にせず綴ります。

クロード

馬に乗せたる!と育ててたら第2部で竜に乗って帰って来た子。
慌てて「飛行」技能を伸ばし始めたのもいい思い出です。ていうかよく見たら「飛行」得意なのになぜ「騎馬」を伸ばしていたのか……。
級長という立ち位置なため、なんだかんだ一番やりとりがあったキャラクターでした。第2部ではHIGEと貫禄と人を丸め込む手管を身に着けパワーアップ。1部の方が可愛げがあった……と思わなくもないですけど、主人公に対しては彼なりにずっと誠意をもって対応してくれていたと感じます。
自領の人間を「厄介者にしかならない」とサクッと切り捨てる冷酷さと、2部グロンダース戦後に「こんな酷い戦いでも勝利を誇らにゃならんのか……」とため息をつくギャップとが、彼の持ち味でしょう。
腹芸の通じるフレンとはわりといいコンビな気がします。

ローレンツ

第一印象とその後で、一番見方が変わった人。
最初は自信満々で貴族であることを鼻にかける嫌味な奴という印象でしたが、ノブレス・オブ・リージュと民のことをきちんと考える良い子でした。まぁその義務感が行き過ぎてカトリーヌさんやレオニーとはバチッてましたけど、2部ではバランス感覚も身に着け相手のことを見るように。表情も心なしか穏やかになっている。いい領主になることでしょう。
リシテアさんとの支援Aでは彼女のパトロンになれと思いましたし、ヒルダさん支援Aでははよくっつけと思いました、まる。

ヒル

第一印象とその後で見方が変わった人、その2。
私かわいいでしょ(実際かわいい)だから助けてもらって当然!の典型かと思ってました。男性にいい顔するぶりっ子というか。たしかにそういう部分もありつつ、マリアンヌさんやリシテアさんの世話焼く彼女がかわいかったです。守るものがあると強いのはお兄さん譲りなのか。
実際フィジカルも相当強かったです。ドラゴンに乗り、斧を振るう彼女はめちゃめちゃ頼りがいがありました。特性的に相性のいいセテスさんとヒーラー・マリアンヌさんは戦場のズッ友。マリアンヌさんとは戦場以外でもズッ友。

マリアンヌ

誰よりも幸せを願った人。
第2部ではあらあらあら美人さんになって!と久々に会う親戚みたいな反応になりました。いやもとから美人ではありましたが。
ずっと謎だった彼女の紋章に関する外伝と支援情報がめちゃめちゃおもしろかったです。びくびくしながら過ごしていたのが、ヒルダさんをはじめとする周りの人たちに支えられていった結果が第2部の姿なのでしょう。心から笑えるようになって本当によかった。
バトルでは最初は足が遅くて難儀しましたけど、馬に乗せたら活躍してくれるようになりました。あとわりと初期から覚えてくれる回復魔法「リブロー」に何度助けられたことか。メーディック!ってときに魔術師組が追いついてなかったりするので、範囲回復に御の字です。

リシテア

先生!魔力が高すぎて終盤は初期魔法で魔獣をワンパンしてました!です。
めちゃめちゃ頼もしい反面、その頼もしさは彼女の未来を犠牲に得たものなので素直に喜べませんでした。なのに魔力強化しまくってごめんなさい。魔術師特有の足の遅さは解決できませんでしたけど、とにかく対魔獣戦で不可欠の存在でした。
1部では自立しなきゃ―と焦っていた彼女が、2部ではほんの少し肩の力が抜けた様子。散策時に話しかけるとややスローな口調で返してくれるのがかわいかったです。
「私には時間がない」が口癖だったものの、大丈夫!ハンネマン先生とリンハルトが絶対なんとかしてくれるし、研究費はグロスタール・ゴネリル・リーガン・エドマンド家が出してくれるから!

イグナーツ

痒い所に手が届く、気が付いたら活躍している子。
授業はだいたいいつも「グレート」か「パーフェクト」で、気が付いたら技能が伸びてるしレベルも上がってるし、みんなとの支援情報もだいたいまんべんなく埋まってる。突出した強みはないのに戦場にいてくれると安心・安定します。「速さの応援」がラファエルとの相性ピッタリすぎて、戦場(以外でも)2人はズッ友でした。
1部では育ちのいいおぼっちゃま風で、戦場に出て大丈夫か……?とすごく心配でした。しかし2部では育ちの良さはそのままに、頼りがいや落ち着きも身につけて醸し出される安定感。彼のキャラデザが一番好きです。

ラファエル

我が組一番の癒しであり究極のアタッカー。
とにかく敵の攻撃を避ける!反撃する!クリティカル出す!と鬼神の如き働きぶり。主人公と同じ歩兵だったこともあり、だいたい2人でいつも壁役してました。ぱっと見でジョネス(ハンター×ハンター)に似てるなぁとか思ってごめんなさい。
「頭使うの苦手」と自称し大雑把ぶりも発揮しつつ、人の機微はしっかりキャッチしているところがすごい。マリアンヌさんの心の壁を最初に溶かしたのは彼だと疑ってません。あとフレンとの支援Aもよかった。冒頭は「うおりゃー!」連発で何見せられてるのかと思いましたが。
ゆるふわ筋肉なためか、彼の支援Aはことごとく恋愛対象外な感じ。しかし唯一シャミアさんだけは毛色が違っていて年上が好きなのかい?と思わずニヤニヤしてしまいました。しかしシャミアさんの相手はカトリーヌさんなんだ。報われぬ初恋。

レオニー

お母さん!と一番呼びたかった人。
ジェラルトおとっつぁんの一番弟子を名乗るからか、初期は主人公への風当たりが微妙に厳しくて苦手に感じました。ただ最後は「師匠の分まで守る」と言ってもらえて目頭が熱くなった。いやこっちが守るから!
「男性ユニットと隣り合うと強くなる」という特性持ちの騎馬・弓隊だったので、イグナーツ・クロード・ローレンツら後方部隊と隣り合うもよし、主人公・ラファエル・セテス・フェリクスら前線部隊のうしろに着けるもよし。組み合わせやすかったです。クリティカル時の「ド根性ー!」という掛け声がめっちゃ好き。
なんとなく学生時よりも今の方が女性陣と仲がいい気がします。主人公が女性の場合もめっちゃ世話焼いてくれそう。

フレン

ゆるふわ世間知らずなお嬢様かと思いきや、観察眼に優れ修羅場もそこそこくぐってきている、はず。
けっきょく彼女とセテスさんの謎も残ったままですけど、あらかた外伝や支援情報でわかった気はする。いったいどれだけの時を生きているのか。
セテス・フレンの支援Bまでは大笑いしていたのに、支援Aではガチ泣きしてしまい。理想を語りつつも現実の厳しさも忘れないフレンの強いところが好きです……。あとマヌエラ先生との支援情報もすごくよかった。フェリクスともいわずもがな。フェリクスのことほんと幸せにしてあげてね……。
精神面では頼りがいがあるものの、戦闘ではあまり活躍させてあげられませんでした。魔術師特有の足の遅さをどうにかできれば、もう少し一緒に戦えたかも。次周の課題です。

セテス

「CV.子安さん」というだけでもう強い。
キャラとしても強いし主人公にはキレッキレで妹にはデレッデレ。戦闘でも強い。なにせ最初から竜に乗って来た男。密かに「騎竜ヒルダさんの師匠」と思ってました。特性的にもヒルダさんとの相性はいいと思います。
堅物ゆえなのか、カトリーヌさん相手のストレートな愛情表現にビビりました。ごくサラッと言えるのすごい。かと思えばレオニーさん相手だとゆるゆるで、これが本来の彼の姿なのかなとか。相手によってわりと見せる姿が違うのかもしれません。演じ分けてるとかでなく、素で。

リンハルト

女の子疑惑をかけられた、天然ねむねむマイペース人タラシ。
とにかく女性陣との支援Aが目に余ります。剛速球で口説いたかと思えば「眠くなってきたらまた今度」と去って行く。おまえは最終兵器かなにかか?振り回される女性陣が気の毒でなりません。ただ主人公相手だとそうでもないので、彼なりに気を遣ってくれてたのかも。
微妙にニヒルなところが好きです。帝国出だから実は監視されてたりして~とか、人の死を悼むの苦手なんですよねとか。
彼もいちおう緑髪なので、女神絡みで何かあるのかと思ってました。特に何もないようなのがちょっと残念。

フェリクス

口を開けば「剣が~技が~おまえとの戦いは~」しか言わんので、気まぐれにスカウトされてしまった気の毒な人。いや気の毒だったのかな……どうだろう。
戦いと自分の剣術を磨くことしか頭にないのかと思いきや、2部グロンダース戦では繊細な一面も見せてくれました。尊大な反面、わりと打たれ弱いというか気の弱い一面も持ち合わせているのかもしれません。もし主人公が「フェリクスが魔法使うときのフォーム変なのー!」とか言ったらすごく気にしそう。いや言いませんけど。
彼が親父殿とけっきょくどのような決着をつけたのか見届けたかったです。騎士としての精神と誇りを大事にしつつ、息子(フェリクス)の言ってることにも耳を貸せるってすごいことだぜ?考えは合わないでしょうけど、親父殿のスタンスをフェリクスは見習ってもいいのではと思いました。あと君はフレンに幸せにしてもらいなさい。

カトリーヌ/シャミア

末永くお幸せに。
2人の伝記が後世にまで残っていたら、カト×シャミ か シャミ×カト かで論争が巻き起こるのでは。

アロイス

妻子持ちなのに主人公との生涯を共にする(?)エンドがあるという謎な人。その謎を解くため、我々はアマゾンの奥地へと足を踏み入れ……たいですけど怖くて踏み込めません。


長くなりましたが以上です。おそらく過去一、長い記事になりました。


ジュディットさんにこんな風に言ってもらえるなんて「あざーっす!」と90度直角にお辞儀したい気持ちに。

もっと彼らのやり取りを見ていたいですけど、いったん終えて次の周回に進もうと思います。ただ正直、金鹿組が好きすぎて青組・赤組に同じだけの熱量を注げるかちょっと心配。でも違うクラス受け持ったら「う゛ち゛の生徒がわい゛い゛!!」って毎回言ってる気もしますかそうですか。

次は青組を選ぶ予定です。誰とは言いませんけど某殿下がかなりカロリー高めな気がするので心してかからねば。