ほねぐみ

本、映画、ゲームの感想など徒然

【FE無双 風花雪月】感想3(金鹿):さよならは突然に

あんまり進んでいませんが、めちゃめちゃ登場を願ってたあの人に会うことができました。それだけでひゃっほーい!とあたま花畑状態。

以下、ストーリーの感想です。ネタバレあり。

 

 

ジュディットさん!ジュディットさんがご登場あそばされたであるぞ!!!

思わず頭の中を駆け抜けていく「勝訴」の紙を持った人。あの人何者なんでしょう。それはさておき、満足感でいっぱいです。

あと突然出てきたローレンツパパとか。

うわぁ~息子さんそっくり!!とびっくり。いや順番的にはローレンツが父に似てるのですが。あまりにも似すぎで親子であることに疑問の余地がありません。

ヒルダ兄といいクロード兄といい、今作では生徒たちの身内がゴロゴロ登場するのでしょうか。だとしたら一番見たいのはエドマンド辺境伯です。
あとリシテアさん両親とかバルタ弟も出てきてくれると嬉しい。

同盟領といったらこの人!なアケロンも出てきました。

と思ったら速攻で寝返って速攻で討たれてました。笑うしかない。
寝返るのが早すぎるし、しかも「なぜ今?」というタイミングなものだからあくどさを噛みしめる余裕も小物感を楽しむ猶予もありませんでした。
本当、からかいとかでなくピューっと出てきてピューっといなくなりました。いったいなんだったんでしょう。バトル中は目の前の戦局に集中してるからなおさらそんな印象なのかも。


ミルディン大橋戦から選べるようになった「作戦」。眺めていたら「リンハルトの説得」とあって思わず二度見。

大事な要素をしれっと混ぜないでいただきたい。風花雪月、他学級の生徒を殺させようとするところあるのなんでなんでしょう。見落とさなくてよかったです。
今作はスカウトないみたいですし、他学級の生徒は出てきたら問答無用で「殺!」なのだろうと覚悟してました。必ずしもそうはならないみたいでちょっと安心。でも今作のバトルシステムだと、育てるの大変そう。

おリンに続きカスパルとフェルディナントも出てきて、プチ同窓会状態。きっとしばら~く他学級生徒は出てこないとなんとなく思っていたので嬉しい誤算でした。
しかもカスパル、討伐しても撤退してくれる(死ななかった)のでよかった!覚悟してたとはいえ、即効で生徒死ぬの殺伐しすぎかと。さすがにカスパルが死んでたらリンハルトは説得に応じなかったでしょうし。

あっちゃーこっちゃー戦場を駆けずり回って死守しようとした大橋だったのに、結局撤退を余儀なくされて「せっかく頑張ったのに……!」としょんぼり。まぁミルディン陥落はそれとなく示唆されてたので仕方ない気もしてます。
とはいえ、フェルディナントが登場した途端、帝国側につくローレンツ父が解せません。それだけ大軍を引き連れてきたということなのか、それともフェルディナント(orエーギル家)に何かあるのか。
普通に前者が理由だろうと思うものの、エーギル家とグロスタール家に何かしら因縁があってもおもしろいです。


ミルディン戦の前にあった、クロードとローレンツの会話がとても興味深かったです。「この先も父について行くつもりか?」という質問がよい。

失礼だろって主人公は怒ってましたけど、クロードはたぶん「ローレンツには通じる。話せる」と思ってるんだろうなと。ローレンツの「貴族」や「金鹿組の同級生」という側面をひっくるめて、1人の人間として人となりを理解しようとしてるのがいいです。
問われたローレンツも怒ることなく、ちゃんと答えてるのもいい。クロードの思惑が伝わってるだろうことがわかりました。

「失礼だろって怒る主人公」と「会話が成り立つクロード・ローレンツ」という図式もおもしろかったです。主人公が置いてけぼりになることで、2人の関係性が浮かび上がって見えるのがうまい。
前作の「クロードとローレンツはよき友、ライバル」という描かれ方に実はピンときてないところがあったんですけど、このやりとりを見て腑に落ちました。

あとミルディン大橋戦を終えて、ようやくバトルの勝手が掴めてきた気がします。
キャラごと(職種ごと)の攻撃モーションとスキルを知っておく必要があるのですね。あとはガードと回避をうまく使えばいける……かもしれない!!精進します。


やはりストーリーがどう転ぶか予想はつかないものの、なんとなく前作と違って「水面下で誰か(何か)が蠢ている」感が強い。
帝国・王国陣営の様子も映し出され、特にエーデルさん側はすべて計画通りというわけではなさげ。彼女たちにも計り知れない「何か」が起こっている感じがします。

「水面下で何かが蠢いている」というとまず思い浮かぶのは「闇うご」の面々ですが、今の状況は彼らが目論んだものなのか。序章5月の時点で3国それぞれでゴタゴタが起こった(起こした)のはなぜなのか。謎が深まるばかり。
もし「闇うご」が仕掛けたことなのだとしたら、新旧主人公のどちらか、または両方にまつわる「何か」なのかもしれません。

とりあえず「当面は、みんなの奮戦に期待するしかない」と宣うクロード。それって「策なし」ってことですが「オデに任せとけ!」と衒いなく言えるラファエルまじいい子としか。
こんな裏表のない人間が傍にいて、クロードやエーデルさんやシルヴァンは「うわっ眩しっ」とならなかったのでしょうか。3回に1回は己の邪さを顧みることになりそうですが。ただヒューベルトだけはきっと何も思わないんだろうな。


ミルディン大橋が落とされ、ここから同盟がどう動くのかとても気になるところ。ただ最近立て込んでいて、なかなかゲームをする時間がとれません。なのでここらで小休止します。5月中には再開したい……!

誰か味方になってくんねーかなーと、いろんな家の名前が挙がるのがおもしろい。ぜんぜん聞いたことない家柄ばかりです。

ここで来いバル兄の実家!てかバル兄自身に参戦してほしいです。
灰狼組の故郷がバラバラなのは、このための布石ではと勘繰ってますがいかがか。主人公がどの派閥に属していても、灰狼組はかならず縁者がいるという。だから助太刀してくれるのを望みます。

あと今さらですが、本拠地の音楽がとてもいい。どことなくもの悲しさもあって染み入ります。