ほねぐみ

本、映画、ゲームの感想など徒然

【FE風花雪月】感想37(黒鷲):三千世界の鴉を殺し

思いきり朝寝坊したい。黒鷲・教団ルート、第2部7月に入りました。
以下感想です。ストーリーについて少しと、細かなことについて。ネタバレしてます。

 


メリセウス要塞に攻め込み、帝都を落としました。
ぶじ(じゃないけど)降ってきた光の杭と、
呼ばれて(ないけど)飛び出てジャジャジャジャーン!なドゥドゥー、

そして救出されたレアさん。

ストーリーは金鹿とほぼ一緒。なのに当のクロードが出てこない!
てっきりメリセウスあたりで突然現れるものとばかり。「援軍に来た!さぁ先生、奴らに目に物見せてやろうぜ!」とか言われたらキャー!と黄色い悲鳴を上げざるを得ません。
いつでも来いよォ……と涎ぬぐいながら待ち構えていたのに、なんで来ないんですか。未だに生きてるのか死んでるのかもわかりませんし。ひょっとして生死不明のまま今ルートは終わる……?

あと話が前後してしまいましたけど、上に挙げたレアさんのスチル。こんなの金鹿のときあったっけと首をかしげてました。初出な気がしてなりません。少なくとも記憶にはござらん。
耳がとんがってますね。眷属ってこうやって見分けるのか妙に納得。
そう思って見てみると、セテス・フレンも耳隠し族。主人公もビミョーに見えません。みんな耳がとんがっているのでしょうか。


話は変わって、黒鷲組の生徒たちについて。
黒鷲組の生徒たち、ほんっとエーデルさん&ヒューと戦うことに躊躇がない!別にギスッててほしいわけではないものの、ここまで淡白だとアラ平気なの?そうなの……と若干しょんぼりしてくる。
みんなそれぞれ親睦(支援値)も深めていたのに。ちょっとドライすぎやしませんか。青獅子ルートの2国会談みたいなのやるかと思ったのに、話し合いもまったくありませんし。
もっとこう、エーデルガルトを止めなきゃ、でも戦いたくないみたいな戸惑いを見せてくれてもいいのでは。あんまりお通夜状態なのも気の毒ですけど、ぐちゃぐちゃに葛藤してくれてもいいんやで。

そう考えると青獅子ルートは最高でした。いやもう一度プレイしろと言われたら御免こうむりたいですが。
青獅子ルートでは、憎悪を滾らせるディミトリに応えるよう、エーデルさん自身もどんどん好戦的になっていきました。最後は魔獣化(?)しましたし。
あの魔獣化は「君の未来に幸あれ」と子ディミトリが願ったからだと解釈してます。ディミトリの願いに応えるため、報いるために最後まで足掻ききったのではないかと。
現にディミトリが絡まない他ルートでは、エーデルさんは魔獣化しない。むしろ主人公に討たれることをうっすら望んでいるようにも見える。
なので青獅子ルートは、最終決戦のエーデル・ディミトリが相思相愛っぽいのに殺し合うしかないところがもう大惨事。かなりウェットな内容だったと思います。

一方で今ルートは、エーデルさんも黒鷲生徒たちもわりとドライ。ただアンヴァル進軍後、フェルディナントだけがほぼ唯一言及してくれたのがよかったです。

「胸に大きな穴が開いた」という表現、いいですね。好敵手を失ったとも大事な友を失くしたとも読める。
あと意外なことにハピさんも。

エーデルさんのこと「ガーティ」って呼ぶのかわいい。最初聞いたときはびっくらしましたが。なんて個性的な呼び方なのかと。



以下、細かな部分についての話。


「もう死んじまった人」って誰さ……。
最初はクロードかと思いました。でも内容的にヒューベルトかエーデルさんっぽいですね。
この盗賊、メトジェイつながりとしたらやはりエーデルさんでしょうか。もしエーデルさんなら、師に討たれることを覚悟して伝言を頼んだのかなとか。自分が死したのちも師の利益になるようにと(?)思ったのは愛だなとか。
でもアビスに手の内の者を忍び込ませることができるなら、エーデルさんは負けなかったはず。てことはやっぱりクロード?

あと闇の商人が白いなとか。

勘違いかと思ってましたけど、この人(↓)も衣装の色変わってる?なんで??

アビスの番人さん、1部で仲良くしてた騎士の人の話しないな~気にならないのかな~とずっと思ってました。だから「その後」の話が聞けてよかったです。

ドゥドゥーについても。帝都に単騎乗り込んだあと、どうなったとか聞かなかったので。こういう、ちょっとした細かな話が伝わってくると嬉しいです。



以上です。支援値については、金鹿・青獅子も経ているのでだいぶ解放済み。まだ見れていなかった組み合わせもほぼ網羅することができました。

今は7月なので、今月と翌8月の進軍で終わりでしょうか。ラスボスは誰になるのだろう。金鹿と同じくネメシスなのか、もし最後のムービーで主人公・レアさんが共闘してネメシスと戦ってたらちょっと滾るな……と妄想。ラストまで頑張って駆け抜けます。