ほねぐみ

本、映画、ゲームの感想など徒然

【ポケモンレジェンド アルセウス】ポケモン初心者によるプレイ記②

suminotosyo.hatenablog.com

上の続きです。ストーリー感想とか言っておきながら、うちの子自慢しかしていないので今度こそ感想を。
ネタバレ配慮しておりませんので、ご注意ください。

 

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一番最初、主人公が時空と時代を超えてやって来たという展開にすごく驚きました。てっきり、ヒスイ地方にやってきた新人みたいな位置づけから始まると思っていたので。

なぜ主人公は別の時代からやってきたのか。シンオウ様が時間・時空を司っているらしいので、きっとその関係だとは思うもののまだ真相はわかりません。なんとなく、主人公に味方して力を貸してくれる存在と、クイーンやキングたちを荒ぶらせる存在と、二つに分かれているような感じはします。各団体によってシンオウ様の解釈が異なるらしいことからも、複数体を総称して「シンオウ」と言っているのかなーと想像。
複数体がうまくバランスをとってこれまでやってきたものの、パワーバランスがうまくいかなくなり主人公を呼んだのかも。もしそうだったとしたら、はた迷惑と思わなくもない。

 

 

キング・クイーン戦はポケモンバトルは仕掛けず、人間だけでちまちま削っていく戦法をとっています。なぜなら一度だけ、バサギリ戦でバトルを仕掛けたら瞬殺されてしまったので。
ポケモンを当てよう!」と表示が出たからやってみたのに、瞬殺とかひどくない!? と泣きながらしずめ玉を投げつけてました。バサギリは悪くない。悪いのはうかつだった自分です(言い聞かせ)
同じように「チャレンジしてみよう」とあったので軽い気持ちで時空の裂け目に入ったら、巨大ゴーストに追いかけられました。超こわかった。ほんの少しだけ入って鉱石採取しただけなのに。
それ以来「無理しない」を信条としています。

 

もう一つすごくきつかったのは、ウィンディ戦です。
場所が狭い! のに攻撃範囲が広い! そして当たり判定が厳しい! で7回ほど沈められました。なぜクリアできたのか、今でもよくわかりません。本当にあれはだめかと思いました(白目)

うすうす思ってましたが、このゲーム本当に子ども向けなのでしょうか。操作コマンド多いし、けっこう戦略が必要なゲームかと思います。それとも若いお子さんの方が操作上手だし、いろんなことすぐ覚えられて馴染みやすいのか。誰かの落とし物を拾うたび、そんなことを考えています。落とし物を戻すときは「森へお帰り」と念じてます。

 

鬼畜仕様なウィンディ戦(※個人の感想)でしたが、胸を打たれるものがありました。きっと火吹き島にガーディがやってくるんだろうなとは思ってたものの、先代の声まで聞けるとは。思わずうるっとしてしまいます。

探索に探索を重ねていたからか、自陣がけっこう強くなりすぎていたようで。火吹き島攻略および野盗三姉妹戦はけっこう余裕でした。
オタケさんが氷系? のポケモンをくり出したことは、自分も心配になりました。ここ火山島よ? 熱いよ? まあうちのギャラドスは平気だけどね! と思いながら一撃必殺です。
オタケさんの、あの激情一直線みたいなところがなんだか好きです。オウメさんはクールな感じで、ただ負けたあと「腹が立つ……自分に!」みたいな台詞を言うのがぐっときました。なんだ、普通にいい子じゃん……と。
オマツさんは気品漂う有閑マダムという感じ。ポケモンボールの投げ方がすごく好き。かっこいい。

三姉妹、ガーディを盗んだことは許せませんが、みんなそれぞれいい人っぽいので困ります。あとそれに、わりといいところご出身のようにも感じられる。なんで野盗しているのか。ストーリー進めていくうちに、その辺のいきさつもわかるといいです。

 

 

せっかくなので、他の登場人物についての感想も。完全に個人の見解&趣味に走っています。

 

●シマボシさん
初めて見たとき「好きだ……!」と崩れ落ちました。彼? 彼女? どちらでもいいのですが、シマボシさんに褒めてもらうことを糧に探索しています。なんて不純な動機。
後ろ手に組んでまっすぐピンと立つところとか、「功績を残した者にはそれ相応の対価を与える」みたいな温情という言葉を知らなそうなところとか、もうすっごく好き。自分がんばるんで、しっかり働くんで、名前覚えてやってください……! という気持ちにさせられました。もし同じように思わされたお子さんがいたら、なんて罪深い人なのかと。

 

●ラベン博士
お名前のとおり、ラベンダーが由来なのでしょうか。「ラベン玉」と言ったときの「それだと僕が投げられてしまいます…」に爆笑しました。博士を投げたら、そりゃキングもひるむよな。

●カイさん
最初は、あまり人の話を聞かない気の強い人なのかと思いました。そんなことは全然なく、すごく優しい人。群青海岸で「自分の弱さをかみしめた」みたいな発言で、何かこの人も背負うものがあるのだろうなと思いました。でもそれでポケモンバトルを仕掛けてくるのが解せない。あの世界の人たち、基本唐突にバトルに誘いますよね。なんなんでしょう。
腰の帯(?)が金魚みたいでかわいいです。

 

●セキさん
「You、seiたちが~♪」と今にも歌い出しそうな兄貴。初登場時は、歌舞伎のように見得を切ったりしないかと期待していまいました。奇抜な印象があったものの、中身はごく常識的なお兄さんでしたね。カイさんよりも年上な気がします。

 

●ユウガオさん
ああ~好き~しか出てきません。コロボックルみたいな見た目やめて~大きな葉っぱしょってるとか卑怯よ~と思いながら、石板を取り戻しました。ユウガオさんの大事な石板を盗むとか、野盗三姉妹ゆるすまじ! が当時の原動力です。
ヒナツさんに対する「あなたくらいの娘さんは~」みたいな物言いとか、長生きされた方の貫禄が感じられる。でも嫌味な感じがしないのが、ユウガオさんのお人柄なのでしょう。

 

●ウォロ
この人なんだか怪しいなとずっと思ってます。ときどき意味もなく出てくるところとか。あと石板集めてるっぽいのも、何か裏で糸引いてるのかと勘繰ってしまう。特になにもなくて、単なる主人公のガイド役、お助けマンだったら本当にごめんなさいですが。

 

●ヨネさん
その服装は卑怯よ。かっこいい。あとゴンベと兄弟同然で育ったとか羨ましいです。でもそんなに長い間一緒にいるなら、そろそろゴンベ進化しません?

 

ガラナさんとススキさん
ススキさん。最初はどこの破戒僧かと思いましたが、ちょっと臆病なのがたまに瑕な、気のいい人でした。「いやだ~」と言いながら、やるときはやるのがかっこいい。そんなススキさんをお慕いするとは、ガラナさんもお目が高い。とっととくっついちまえとガーディも言ってます(たぶん)。

 

●ツバキさん

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どこのファッション界のリーダーが来たのかと思いました。やっていることは斜め上な気はしますが、なんとなく憎めません。一人称が「このツバキ~」みたいな、ちょっと芝居かかった感じなのも好きです。
マルマイン鎮めてやるから、首洗って待ってろよと思いました。もし主人公が鎮めたら「不敬このツバキ、感動いたしました~」と言ってくれるのか、それとも「認めてやってもいいんだから!」とツンデレになるのか。楽しみです。

 

 

今は天冠山麓の、山中ベースにいます。ドーミラーがくっそかわいいのですがどうしてくれよう? ベースに行くたび幸せな気持ちになって困る。また育てたいポケモンが増えてしまいました。
まだあまり新しいポケモンには会えていません。このフィールドもまだまだ先は長そうです。