【FE風花雪月】3周目プレイ感想⑯青獅子危機一髪

3週目の青獅子ルートを始めました。6月の課題出撃を終えて今は7月に入ったところです。ちなみに女性主人公です。

以下、青獅子ルートとメンバについて感想です。支援情報のネタバレあります。

やはり第1部は全学級共通なんですね。ロナート卿の乱を鎮圧してきました。王国領の人間を王国出身の学生が討伐とか意味わからん。
ロナート卿も、なんで息子（アッシュ）在籍時に反乱を起こしたのか。せめて卒業するまで待てなかったのか。
時期といいやり方といい、計画的なものではなく突発的なもののように感じます。今すぐ物申さねば気が済まぬ、という事態が起こったのかなと想像。誰かに何か耳打ちされたとか。やはり「闇うご」が背後にいるのか。

そしてロナート卿の乱があったということは、このあとシルヴァン兄との対決が待っているわけで。
いったい青獅子組に何の恨みが？と問い質したくなるくらい風当たりの強いシナリオ。というよりレアさんの采配がひどいです。最初にやったのが青獅子ルートだったら、きっとレアさんのこと完璧に嫌いになっていました。


青獅子ルートは彼らにとってつらいこと続きですが、興味深いのも事実。少しずつ「ダスカーの悲劇」の真相とディミトリ豹変の理由に迫ってきている気がします。

ロナート卿の乱鎮圧後の、ディミトリの言葉がとても印象的でした。

「何か別の方法で理解し合えたのでは」とはごくごく真っ当な発言。なのに脳裏をよぎる2部トリ（第2部ディミトリ）の顔。大丈夫？自分の言葉ブーメランで返ってこない？？と心配になります。
こんな考えを持っている人がどうして2部でああなるのか。不思議でなりません。エーデルさんのことは「何か別の方法で」も理解しかねると……？
2人の間に何があったのか、本っ当に気になります。


あと少し話は逸れますが、気になっていたのがディミトリとフェリクスの関係。
フェリクス曰く「親友」らしいのに、それにしては妙にフェリクスが冷たいな～と。食堂でご飯食べたときが塩対応すぎて、殿下よく怒らないな！？とも。それも2人の支援Cを見てようやく謎が少し解けました。

フェリクスからすれば、兄は亡くなるし幼なじみは変貌してしまったし、同時に2人も失ってまだ気持ちの整理がついていないのでは。しかも失うとはいっても、ディミトリはまだ生きているし以前の面影も感じられる。でもいつか本当に別の人間になってしまうかもしれない。
そんな恐れが、フェリクスのあの態度なのかもしれません。いつか本当にどっか行っちゃいそうなディミトリを、あらかじめ遠ざけておきたくてツンケンしているとか。あとは変わっちゃったディミトリが怖いのか。死別ももちろん悲しいですけど、死別以外の別れも悲しいし下手するとより深手を負うことにもなりかねない。そんな予感がして自分を守ろうとしているのでは。
でも幼なじみだし親友だし気になるから、ついちょっかい出しちゃうのかなとか。もしそうだとしたら面倒くs……いや面倒くさいですね。

親父殿に対してもですけど、フェリクスは「絶賛・思春期の男児！」って感じがいいキャラだと思います。シルヴァンやイングリットさんともまた違う思春期をしている。あとものすごく「弟」って感じ。
彼がまっすぐにひねくれていられるのは、やはり親父殿の育て方がよかったからでしょう。シルヴァンを見ているとすごくそう思います。


続いて「ダスカーの悲劇」について。ドゥドゥー（ダスカー人）を遠巻きにする人が青組にいないのが不思議でした。フェリクスの突っかかりはたぶん出自のせいではないからノーカンで。
だからイングリットさんの台詞にそうだよね～とちょっと安心。彼女が言い出すのは意外でしたが、考えてみれば彼女ほど適役はいないかもしれません。

しかしドゥドゥー・シルヴァンの支援Cも踏まえると、いろいろ興味深い。シルヴァンは自分の考えをグリットさんには話してないんだなとか。そしてたぶん、フェリクスもシルヴァンと同じような考えを持っているんじゃないかなとか。でもシルヴァン・グリットさん・フェリクスの3人は各々の考えや推測を話してなさそうだとか。

ここにディミトリが入るとさらにおもしろいです。
「ダスカーの悲劇」（とフェリクス兄の死）についてたぶん4人とも違う見方をしているのでは。よく今まで揉めなかったなとすごく不思議です。ディミトリは仕方ないにしても、他3人はもう少しフラットに話し合えると思うんですけど。これからどうやって認識すり合わせるんだろう。

あとディミトリが、「ダスカーの悲劇」以降は周りに信用できる人がいなかったと言う意味がよくわかりませんでした。これはディミトリの目撃情報を握りつぶした人が城内にいる→その人が父王暗殺を企てたってことなのでしょうか。
王国内にもすでに火種はあるようで、なんだかきな臭くなってきました。