ほねぐみ

本、映画、ゲームの感想など徒然

【劇場版バイオハザード(実写・アニメ)】強い女性は好きですか?

大企業・アンブレラ社が研究開発していたT-ウイルスを発端とするゾンビ映画
ラクーンシティの地下にある研究所でTウイルスが拡散してしまい、

地上に漏れて、

全世界にまで広がる話。


めちゃめちゃ有名なゲームソフト『バイオハザード』シリーズを原作とする映画。
映画は実写版と3Dアニメ版の2種類があり、ミラ・ジョヴォヴィッチ氏が演じるシリーズは全6作。また最近ではより原作沿い(?)な『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』も公開されました。
そして3Dアニメ版は『ディジェネレーション』、『ダムネーション』、『ヴェンデッタ』、『インフィニット ダークネス』の4作。
2022年11月現在、3Dアニメ版の『インフィニット ダークネス』以外すべてAmazon Primeで配信されています。


『バイオ』はゲームは未プレイ。ほとんど触れたことがなく、ミラさんが主人公をつとめる映画シリーズを観ていたくらい。特に1~3作目が大好きで、それぞれ7回は観ているでしょうか。
また最近になって3Dアニメ版も『ディゲネレーション』、『ダムネーション』、『ヴェンデッタ』の順で観ました。
ゲームを含めた解説・考察はたぶん100万回はされていると思うので、実写映画の衣装が最高とだけ。現場からは以上です。

以上と言いつつ補足。しつこいようですが衣装が最高です。特に1作目、赤いパーティドレスで戦い始めると誰が予想した?しかもガンアクションのみならず体術までくり広げるので、初めて観たときはテンション爆上がりだったことを覚えています。あのドレスを戦闘服にしようと考えついた人、天才だと思う。
あとバトルフィールドや戦い方が多様なところとか、出てくる登場人物たちがみんな魅力的なところとか。フィールド・戦い方が一番バラエティに富んでいるのも1作目だと思います。エレベータ内や制御室前の廊下、排気口の上、列車など、環境もさまざまな上に戦い方の工夫もされていて観ていて飽きません。
登場人物もみんな良いです。どんな生い立ちかはぜんぜん描かれないのに、戦い方も散り方もいい味を出している。特に1作目のレインさんと2・3作目のカルロス。2人とも意味わかんないくらい格好いいです。

そして3Dアニメ版を観たことで、実写版にも原作キャラがけっこう登場していたことに気づきました。レオンにレッドフィールド兄妹、エイダさんなど。
実写だとずっと対アンブレラ社で世界は滅亡しますが、3Dアニメでは戦う相手も変わりT-ウイルスの在り方もどんどん変わっていきます。実写・アニメでストーリーも見せ方もまったく異なるところがおもしろい。

ただどちらも共通するのは女性が強くてかっこいいところ。
実写版だと主人公アリスがめちゃ強いのはもちろんのこと、アニメだとクレアさん、エイダさん、レベッカさんなど心身ともに強つよでキレッキレな女性が多いです。
『ダムネーション』でのエイダさんと某敵役とのバトルシーンは、某敵が戦えるとは思わなくてびっくりしましたしテンション上がりました。まるで戦闘向きではないスーツとピンヒールで苦もなく戦えるのかっこいい。

一方で、男性陣の微妙なうだつのあがらなさよ。特にレオン。1作目『ディジェネレーション』では0●7かよと思うくらいモテモテでダイハードしてたのに、どんどん精彩を欠いていくところがなんとも。
彼の身に降りかかる事件を思うと気持ちもわからなくありませんが、やはり笑いを隠し切れません。
最新作『インフィニット ダークネス』では再びクレアさんと共闘するようなので、どんなレオンになっているか楽しみです。

実写版・新作の『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』も観たいです。原作ゲームに近い作りになっていそう。ゲームは絶対プレイできないヘタレなので、実況動画や映画で情報収集したいと思います。