ほねぐみ

本、映画、ゲームの感想など徒然

【ガラージュ】クリアしたくない・リターンズ

GARAGE ガラージュ

GARAGE ガラージュ

  • Tomomi Sakuba
  • ゲーム
  • ¥610

apps.apple.com

 

こちらの記事を、2022年1月18日にアップしました。
しかし、いつの間にやら中身が真っ白になってしまい。
いつからなのかはわかりません。最初からか、それともある日突然だったのか。

 

1月23日にこのことに気づき、一旦記事を下げました。なのでこの記事は書き直し、リターンズな内容になっています。

たしかに中身を書いたはずなのに、いったいなぜ消えてしまったのか。それとも書いたと思った、あの記憶が夢か幻?

まあガラージュだしそういうこともあるよな……と妙な納得もしつつ。再び綴っていきます。

 

このゲームはお正月くらいから始めました。

最初はもう、何をしたらいいかまったくわかりませんでした。説明や、チュートリアルのたぐいもほぼなし! なんか動かせるぞ、こっちに行けるぞ、という試行錯誤をくり返して、なんとなく要領を掴んでいく。そんなゲームなのだと思います。

ほぼ説明なしで序盤はつらかったですが、要領がわかればこっちのもの。

最初はちまちま瓶仕掛けをしていて、釣りはまったくやっていませんでした。
でもあるときから瓶だけだと物足りなくなって、釣りを始める。コツがわかると、どんどん釣りたくなる。そして今は、レアな大物を釣り上げると「もっと、もっとだ……!」と鼻息が荒くなってくる。

そんな、人間の欲望を刺激するゲームだと思いました。

 

ストーリーそっちのけで釣りをしているので、正直、何が起こっているのかよくわかっていません。なんとなく、周回すると見えてくるものがあるのかなと想像しているくらいです。

 

なかなか衝撃的だったのが、雌型機械の扱い。完全に風俗のそれで、えげつない…! と思った記憶があります。

雄型機械たちは雌型機械がいないと生きられないのに、彼女たちを動けないよう縛り付けているとか、かなり屈折してる。ガラージュの世界でこの仕組みを最初に編み出した人、かなりやばいな? と思いました(ゲームシステムの開発者ではなく、あくまでのガラージュ世界での制作者、という意味です)

しかし雌型機械たちの恩恵を受けるたび、なんだか自分の中にも「奉仕させてやっているんだ」みたいな感覚も芽生えてしまって、ほの暗い喜びがあるのも事実。

 

このゲームは全体的に、すごく感覚に訴えてくるものがあると感じます。
活動するたび否応なく減っていくゲージと、回復のための雌型機械たち。拡張できる自己パーツ、そして釣り要素。
コントロールできるものとできないもののバランスがおもしろい。ごく一般的なRPGゲームと要素は同じと思いつつ、赤ちゃんのときのような、原始的な欲求が満たされる感じがしました。

その感覚がちょっとクセになりそうで怖いので、今はゲームから距離を置いています。
またしばらくしたら再開して、ストーリー攻略をしようかなと。一度クリアすると、見える風景が変わる気がします。そうしたら、今度はストーリーの感想も綴りたいです。

 

記事が次は消えないことを祈りつつ。